インプラント｜鈴木歯科医院｜横浜市南区の歯医者・歯科

1.診査・診断

治療はレントゲン撮影及び、歯科用CT検査による骨量のチェックと、採血による全身状態のチェックから、始まります。この時点で、骨量の不足や全身疾患のある場合は、そちらの処置を優先します。また、インプラント治療に入る前には、虫歯や歯周病の治療なども行います。

2.治療計画と治療説明

十分な診査・診断を行った上で､綿密な冶療計画を立てて､患者さまに合わせた治療を進めていきます。
治療はインプラント療法のトレーニングを受けた歯科医師が行います。
歯科医師から詳細の説明を受けて少しでも疑問があれば十分に話し合い納得した上で治療に入ります。
また、ご家族と相談される、あるいは､すでに治療を受けられている方々のお話をうかがうことも大切です。

3.1次手術　～インプラント埋入～

歯を失った部分にチタン製のインプラントを埋め込む手術を行います。
手術は欠損歯が1本だけなら20分くらい、無歯顎の場合は1時間くらいで終了します。手術後は1時間ほど安静にしていただきますが、入院の必要はありません。

4.待機期間　～骨の結合～

インプラントを埋めたら上部を歯肉で覆い、骨がインプラントと結合するのを待ちます。
丈夫な骨ができるまで、下顎で約3ヶ月半、上顎で6ヶ月半ほどかかります。この間は仮の義歯を使用でき、義歯が必要な方は2～3週間に1度、義歯が不要の方は1ヶ月に1度の診査を行います。

5.2次手術　～アバットメント連結～

インプラントが十分に骨と結合したら、支台部のアバットメントをインプラントに結合します。この手術は1次手術より短時間で行えます。
術後、歯肉の傷がふさがるまで数週間待ちます。
※インプラントの構造によっては、この手術は不要になります。

6.人工歯冠の製作

2次手術後の抜糸の際に人工歯冠を作るための型を取ります。
これを元に、歯科技工士が患者さまの歯の形や色などを決めて天然歯とそっくりな人工歯冠を製作します。

7.人工歯冠の装着と調整

完成した人工歯冠をアバットメントに装着し固定します。
その後は、口の中で細かい噛み合わせを調整します。
インプラントは天然歯のような「あそび」がないので、違和感が少なくなるように細かく調整していきます。